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キッチンクロスって?

キッチンクロスを使い続けてもう何年になるでしょう。
10年前にその使い勝手を知って以来、アイルランド製のリネン100%のティータオルなど、大判のクロスをずっと使ってきました。

ここ数年、雑誌などでキッチン雑貨の特集が組まれるとキッチンクロスは必ず、と言っていいほど取り上げられるようにはなりました。
私が使いはじめた頃と比べると、かなりその存在が知られるようになったと思います。

 でも、まだまだ「毎日使う」となると、私のまわりでも使っていない、という人がほとんどなのです。
日本で馴染み深い小さな正方形のおふきんも、食材の水気を絞ったり、漉したりと小回りがききます。
 しかし食器を拭く時はどうでしょう。たくさんの食器を拭くときに、ガラスに繊維が残ったりすぐベチャベチャになって頻繁に絞らなくてはならなかったり…。
もし、そういう不便を感じたことがおありでしたら、ぜひいちど大判クロスを試してみませんか。
1枚でも持っていると、大変便利なのです。

まず、本来の用途である食器拭き。

 お客さまをお招きする時に使うグラスなど、ピカピカに食器を拭くには麻100%のクロスをおすすめします。 曇りのない食器は飾られた花のようには目立ちませんが、おもてなしの雰囲気をアップさせるにはとても効果的。
普段づかいのお鍋や食器類を拭くのは、ハーフリネンやコットンのクロスも大活躍。
大判ですので、どんどん拭けますよ。
私は食器を拭くときはいつも、半分に折って使っています。
でも、慣れてきたらもう1枚ものを「ぐわし!」と掴んでクチャクチャになっている時もよくあります。こちらの方が、使いやすい場合も多いです。

リネンは汚れが落ちやすい繊維ですので、あまり気になるシミが残りません(ヨゴレを乾かさないで洗った場合) 。完全に、とはいいませんが、洗濯後は割とのいています。そして、適切なケアをした場合、リネンでも種類により多少差はありますが軽く10年以上持つ頑丈なものもあるのです。

当店で扱っているストライプシリーズ(コットン100%)の白地のクロスは、どうしてもシミが残ります。こちらは、数年お楽しみいただく消耗品とお考えくださいね。(←と言い切ると可哀想なので、フォローをいれますと…水とおしをしていただくと、コットンの柔らかいケバがたち、シッカリした手触りになります。リネンとはまた違った柔らかな素朴さが魅力です。綿の魅力は、みなさん御存じですね。)
これらのクロス、すべて「手ふき」としてもお使いいただけます。
(テリータオルはほとんど手ふきとしてお使いください。あと、カゴの目隠しなどに)

次に、「見せる」小道具として。

シンクまわりは、ともすればいろいろ用具が出てしまいがちです。
50*70センチもあるクロスですと、サッとおおうだけで気のきいた目隠しになります。デザイン性の高いクロスばかりですから、急なお客さまの目にふれても大丈夫。
缶詰めや根野菜を入れたカゴの上にかけたり、キッチンのポイントカラーとしてもお使いください。最近は、ホームメイドスイーツやパンなどをデジカメで撮影する時の可愛いわき役としても大活躍のようです。ほぼ正方形のクロスなどは、ピクニックなどのお弁当をつつむ大判ふろしきとしても洒落ていますね:-)。



最後に、小さなソーイングの素材として。
 リネンやハーフリネンのクロスは、シンプルなチェックですのでアレンジ次第でとても可愛い手づくり品に生まれかわります。主に、レッド/ブルー/グリーンの色展開ですが、どうぞアイデアを出してアレンジしてください。今まで、キッチンカーテンやバッグになさったお客さまがたくさんいらっしゃいます。クロスステッチでシンプルな刺繍をしたり、ピンクッションを作ったり、鍋つかみやギャルソンスタイルのエプロンにも…。

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 いかがでしょう。私もほとんど我流です。
その他にも映画の中で、キッチンクロスはパンのベンチタイムの際に固く絞って上からかける布として使われていたりしました。
フランス料理のコックさんはウエストに縦2つ折りにしてぶら下げて作業をしていました。お手ふきとして便利なスタイルなのでしょう。
大判クロスが少しは身近になりましたでしょうか。
雑貨屋さんをのぞくと、キッチンクロスのチェックが欠かせないようになるかも知れません(笑)。
皆さんがクロスを使って、楽しくキッチンワークをしていただけたら、とても嬉しく思います。
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